2015シーズン終了

このときから、いろんなことがめまぐるしく進み始めた。


6月13日 リーグ戦最終戦

6月14日 遠征地アリゾナから戻り、プレイオフ進出規定についてチームオーナーに確認

6月15日 マッシーレイティングが発表され、リーグに規定を確認。

      そしてこの夜、オーナーとGMを我が家に呼んで、ミーティング


はっきりしたことは、


我がリーグは4ディビジョンに分かれている。そこから4チームづつがプレイオフに進出できる。しかし我がディビジョンだけが、開幕1週間前に更に2つに分裂され、北地区から2チーム、南地区から2チームが勝ちあがれることになった。


つまり、他のディビジョンと同じ選出方法だと、

サージ(3位)、シアトル(7位)、ウォーエンジェルス(8位)、ウォリアーズ(9位)4チームが選出されるが、

後者の方法だと、

北地区ーシアトル(7位)、タコマ(21位)

南地区ーサージ(3位)、ウォーエンジェルス(8位)の4チームの選出となる。


規約変更に関して、リーグの言い分としては、「結局、この地区から1チームしかカンファレンスチャンピオンシップにいけないんだから、全てのチームでお金がかからない方法と選択した。」という。


そんなの絶対に納得がいかないが、これに対しオーナーは、「オーナー1年目で全くわからず了承した」というので、いまさら何もいえないだろう。


もしうちのチームがごり押しして、出場できることになった場合、まずシアトルと当たり、次でサージとウォーエンジェルスの勝者と当たる。シアトルへの遠征費は約100万円、2週間で用意しなくてはならない。更に勝ち上がった場合、たぶんサージが勝ち上がってくる。サージのスカウティングスタッフが、同じ相手に2度続けて負けると思えない。我々は今のオフェンス力ではとうていサージに勝てると思えなかった。


今シーズン、サージとは2回対戦している。一度目は、31ー73で敗退。1Qで我々は得点できず、第2Qより私がセンターに投入されて、同点まで追いついたものの、サージが3-4ディフェンスに変えると、我々はまた得点できなくなった。

第2試合は、サージは、最初から3-4ディフェンスできて、我々はまたも得点できず、48-8で大敗。全く良いとこなしの試合だった。もう1試合やったところで、とうてい勝てるとは思えなかった。


その場合、私たちは、100万円の借金が残される。オーナーは、既に100万円私費を投じているので、これ以上は無理そうだ。


今回は、残念だが、ここでひいて、来季新しい形でスタートしよう!というのが、私たちの結論だった。もうどうしようもないし、この話は簡単に終わり、、、


結局この日は、来季に向けての第1回目のミーティングとなった。私は運営スタッフにも何にもまだ入ってなくて、「1選手がいろんな提案をしている」と言う感じだった。途中からお酒も入って、来季の話に盛り上がった。





Betty Suzuki Official Ownd

アメリカ女子プロアメリカンフットボール殿堂入り選手。25年の選手生活後、チームオーナーを経て、2021年引退。引退後は、世界的ボディビルコーチ・ミロシュシャルチェブと結婚しプロボディビル界で働いている。

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