一歩づつ、確実に
次にコンタクトするのは、コーチアルだ。コーチアルは、当初、快くコーチを引き受けてくれた。しかし、最初のコーチミーティングを連絡もなくすっぽかし、こちらからいくら電話をしても全く連絡が取れなかった。が、数日後連絡があって、「救急で搬送されて、病院に入ってた」と言われた。
私とGHは、疑いつつも真相を明らかにせず、「やっぱりヘッドコーチは、マグスにお願いしたほうが良いね」ってことになった。その後特にコーチアルには連絡を取らずにいたが、ホセがフェイスブックに書き込みをしたのを見て、コーチをおりたいと言ってきていた。私が「あと1週間だけ、私たちに時間をください。絶対にこの問題をクリアにします。」とメールしたが返信はなかった。
他のポジションコーチは最悪決まるのは遅くてもいいけれど、ヘッドコーチが決まらないことには、どうしようも始まらない。もう一度アルと話してみるしかない。
コーチマグスと話し合いをした後、すぐに私たちは、チーム主催のクリニックに行かなくてはならなかった。「この件は、クリニックの後で話そう」とGHに言うと、「うん、今は時間がないからね。でもひとつだけ聞いて」と言ってGHが話を始めた。
昨晩は2015年リーグMVPのPの30歳のバースディパーティーだった。選手たちが集まり、かなりの言い合いになったらしい。「私たちはだいぶ誤解をされている。」GHは言ったが、「もうそんなことに時間をかけている暇はない。チーム作りだけに今は集中しよう。良いチームを作れば、誤解している選手たちも帰ってくる。今居る選手が18人、他のチームからの引き抜きと引退した選手とで、ベテラン10名集めて、新人は20名目標に集めよう!」
私は初めて具体的な数字をあげて、目標に掲げた。2月の練習開始前までに、最低でも40名は確保したい。チームは確実に前進し始めている。
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