クラウドファンディング
日本で、いろんな競技の、いろんな立場で、スポーツに携わっている人達に教えを請うべく、連絡をした。すると、みんなが口にしたのは一様にして、「クラウドファンディング」という言葉だった。
「クラウドファンディング」は、アメリカが発祥らしい。よく我が家にも「野球で州大会に出場が決まったから寄付をお願いします」とか、「キャンプの資金にするので、クッキー買って下さい」などと、知らない子供たちがやってくる。
もちろんうちのリーグでもやっているが、だいたいどのチームも、1.シーズン前に、頑張ってスポンサーを集める。2.足りない分は選手が負担する。3.レギュラーシーズンが終わり、プレーオフ進出が決まる。この時点でファンディングが始まる。
もちろん、プレイオフ分も最初から予算には組み込んでいるが、選手が一部負担するくらいなので、なかなかそこまでスポンサーは集まらないのが現状だ。プレイオフ進出チームは、遠征費のために、ファンディングを始め、プレイオフに進めなかったチームは、オールスター選出された選手の交通費のためにファンディングを始めることになる。
最初、日本のみんなから、「クラウドファンディング」を薦められても、躊躇していた。アメリカ女子のアメフトでの流れは、上記のようであったから、「最初からやっちゃったら、いざという時に集まらないじゃん?!」という気持ちと、「チャレンジする若者のために、そのお金は回してあげたい」という気持ちがあったからだ。
けれど、ある人の話を聞いて、私の考えは全く変わった。
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