選手ミーティングに向けて
ホセとのミーティングが終わって、いろいろ考えされられた。アメリカ人の本質ってほんとわからない。と思いつつも、まあ、日本人もおんなじかとも思う。にしても、私、頑張ったなあ、なんて思ってた。
次の目標は、9月10日の選手ミーティング。この時に、コーチ陣と来季のスケジュールを発表したいと考えていたので、私たちは他のコーチ陣を人選して、口説きの電話をかけていた。しかし、ホセの作戦は、実は、2015最終戦直後から始まっていて、彼とのミーティングなんて、彼の作戦に過ぎなかったのだ。このときは、全く知る余地もなかった。
ミーティングの日にちを発表すると、すぐに私は、クリスに呼び出された。「自分はミーティングの日にいけないので、いろいろ話を聞きたい」と。他の運営陣はこれを止めたけど、ホセを説得させたことで、いい気になってた私は、クリスにも直接話をして、わかってもらおうと思って、その場に出かけた。ミーティングの前に絶対に会いたいと彼女は言ってきた。なぜ「ミーティング前」にそんなにこだわるのか不思議に思ったが、会ってランチをしながら話した。良い感じで話ができたとそのときは思っていた。
同じ頃、GHは、ハビックに呼び出されて、二人で会っていた。GHも「ハビックと4時間以上話したよ。彼女もわかってくれた。もう私たちの邪魔はしないって」と嬉しそうにメールを送ってきた。
チームホセは、たぶん8~10人居て、ハビックとクリスがその中心的存在だ。ホセも納得してくれたし、この二人も納得してくれた。もう今後は何も問題はないはずだ。私たちは思っていた。
そして、9月10日のミーティングの日、来られないと言っていたはずのクリスの姿もそこにあった。
0コメント